2023年3月に早期退職しましたが、決断するまでにはいくつか行ったことがあります。
主に以下のことを行いましたが、退職した後に貯蓄と退職金、年金で生活可能かどうかをざっくり算出し、ある程度大丈夫だろうという見込みを立てました。
ライフプランセミナーへの参加
勤めていた会社では50歳以上の従業員に対して、退職後のライフプランを考えるセミナーを提供しており参加しました。
その中では、80歳ぐらまでのマネープラン、今までの人生の振り返り、自分の性格分析、セカンドライフを考えてみるなどを行いました。
特に、企業年金や公的年金がどれくらいもらえるのか、健康保険や税金などれくらいの支出があるのかをイメージできたのが大きかったです。
実際に参加されている方は定年まで1-2年の方が多く、50歳過ぎの私は少し浮いた感じでしたが、セカンドライフを考えるいいきっかけになったように思います。
ねんきんネットで将来の年金額を試算
ねんきんネットでは、今後の働き方に応じて年金額をシミュレーションできます。
例えば、55歳で退職してその後国民年金第1号になった場合の支給額、繰り上げや繰り下げの金額などがおおよそわかります。
年金定期便に記載されている年金見込額は60歳まで現在の加入条件が継続されるケースなので、55歳で早期退職するとかなり減額されますね。
資産と生活費の棚卸、退職後のキャッシュフローの計算
極端なケースですが、退職後働かないケースで何歳までお金が残っているかEXCELで計算しました。
まず、現在保有している株式や投信、預金を確認し、見込みの退職金、企業年金や公的年金等、かかる費用として住宅ローン、国民年金、健保、税金、医療費、生活費などをざっくり入力しました。
生活費は、家計簿サービスのMoneyForwardで銀行口座、カードや電子決済などを紐づけて、現状どれくらいかかっているかを把握しました。
今後インフレがどれくらいなるか不透明な部分はありますが、85歳時点でもお金はある程度残っていそうです。
まあ、これは皮算用なので、実際に早期退職してみてある程度様子を見てみないとわからない点もあります。
無料のフィナンシャルプランナーに相談
最後に日本FP協会が実施しているオンラインの無料体験相談に申し込みました。
この相談には妻といっしょに参加し、試算したキャッシュフロー表をベースに早期退職を考えているが見落としがないかなどを相談しました。
本当は有料の相談すべきだったかもしれませんが、第3者の目で見てもらうという点でよかったと思います。
また、妻と参加することで、二人で内容を再確認し早期退職することの不安を少なくすることができたこともメリットでした。
以上で早期退職を決断するまでに行ったことです。特に特別なことをやったわけではないですが、早期退職を考えている方の参考になればと思います。
ご質問等があればコメント欄に記入ください。